とんど祭
正月にお迎えした歳神様をお送りし、
一年の無病息災と家内安全を祈るために行われる伝統的な火祭りです。
古くから、門松・しめ縄・松飾り・書き初め・古札などをお焚き上げし、
清らかな浄火と立ちのぼる煙に、
正月の神様をお送りするとともに、
参拝者の心身を清める意味があると伝えられております。
【お知らせ】
当社では令和4年に約100年ぶりとなる社殿の大改修を行い、併せて境内の彩色も美しく塗り替えをいたしました。
今後もこの状態を長く保ち、後世へと大切に伝えていくため、
これまで境内にて実施しておりました下記のお焚き上げ行事を中止させていただくこととなりました。
- 12月25日 絵馬焚き
- 1月15日 とんど祭り
中止の理由といたしましては、焚き上げによる灰や煙が社殿の彩色を傷める可能性があること、
また近年の環境への配慮が求められる状況を踏まえ、
時代に合わせた行事の在り方を検討した結果、このような判断に至りました。
なお、絵馬や古札につきましては、これまで通りお祓いを適宜執り行います。
ただし、境内での大規模なお焚き上げは今後実施いたしません。
毎年楽しみにご参拝くださっていた皆様には心苦しい限りではございますが、
現代の環境や文化財保護の観点より、ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。